行書

行書とは 宋時代の蘇東坡(蘇軾)の言葉で、『真(楷書)は立つが如く、「行書」は行く(歩く)が如く、草は走るが如し』とあります。楷書を通し、書の基本を学び、次に行書を学びます。まず、立ち方の心得を学び、次に歩き方を学びます。

行書は漢代(BC 200〜AC 200年)に隷書を速記することから発生し、王羲之を中心した能書家たちによって、実用性に加えて優美な書体にまで変化しました。

行書は点や転折に丸みが生じ、一画一画の筆の流れが目にはっきり分かる様になります。そのことにより、書き手による違いがより一層現れ、表現豊な世界が時代を下るにつれ興ってきます。

王羲之の『蘭亭序』で、行書の基本を学び、黄庭堅、米フツ、空海の『風信帖』と学び進みます。